奇才サトイモの元気が出る発達日記

発達障害(ADHD&ASD)の疑いがある息子サトイモの子育て日記です。

2023-01-01から1年間の記事一覧

よいお年を。

サトイモは最近も、相変わらずワガママ爆発。 去年効果があった「サンタさんが来ないよ」攻撃も通用しなくなった。 とはいえ、サンタさんを信じていないわけでもなく、サンタさんからのクリスマスプレゼントを開けたくて、25日の朝は6時起き。 特別欲しいお…

刺さなければ泡になります

12月は、サトイモの幼稚園のおゆうぎ会があった。 今年のサトイモのクラスの演目は『人魚姫』。 今年はディズニー映画の実写版があったから、この演目が選ばれたのだろう。 年長さんともなると、長めのセリフがあったり、ソロパートがあったりと、これまでよ…

初めての救急車

先週の日曜日、実家に帰ったついでに、室津港で生牡蠣を買って帰った。 夫にとっては、生牡蠣を買うのが唯一播州へ赴く楽しみで、冬の定番になっている。 夕飯の席で、殻を剥いて生牡蠣を食べ、ほかは牡蠣のお好み焼きにして食べた。 サトイモも、 「こりゃ…

スタートアップ起業家のタマゴ

サトイモがおカネの価値を知り、カネの亡者になってから数か月経った。 この間、お金を幼稚園に持参してお友達とトラブルを起こしたり、送迎を依頼しているファミサポさんにコンビニに寄ると無理を言ったり、近所のお店に一人で買い物に出かけたり、親のお財…

頭以上に悪くなったもの

サトイモは、テレビやゲームに対する執着がすごい。 私自身テレビもゲームも大好きだから、気持ちはわかる。 それだけに、中毒性の怖さを知っているし、 「あの時間を勉強に当てていれば…」 という後悔もある。 一方、アニメやドラマが与えてくれた知識や人…

ここではないどこか

ちょっとさかのぼって、知能検査の結果面談のときの話。 面談には、幼稚園の先生も同席してくれることになっていた。 面談の前日サトイモに、 「明日は幼稚園の担任の先生も来てくれるからね」 と言うと、 「あ〜あ、またケンカだよ~」 と大げさにため息を…

小学校見学に行ってきた話

年長さんになってから、幼稚園の担任や通級指導教室の先生から、やたらと小学校に電話しろと言われるようになった。 「来年、こういう特性がある子どもが入学しますので、配慮してください」 という主旨の電話だ。 児童発達支援教室のママ友も、療育センター…

運動会後の世界

運動会も無事終了。 リレーのバトンをうまく渡せなかったり、縄跳びがうまく跳べなかったりしたものの、大きく目立つほどの失敗はなく、かといって活躍もしなかった。 ほかの年長さんのお母さんたちは子どもたちの成長に涙していたが、問題児の親としては昨…

地獄の運動会

明日は幼稚園の運動会。 去年の運動会前もサトイモは大荒れだったが、今年もやはり嵐のようだ。 運動会の練習が嫌なのか、本番が嫌なのか、緊張するからナーバスになっているのか、そのすべてなんだろうけど、とにかくちょっとしたことで癇癪を起こし、泣き…

キャンプだホイ

連休を利用してキャンプに行ってきた。サトイモは初キャンプ、私は中学の合宿以来である。 夫はミドルネームに「キャンプ」と入れるくらいキャンプ好きで、昨今のようなアウトドアブームになる以前からのアウトドア野郎だった。 ずっと、「坊主をキャンプに…

これがあの子の生きる道

「全体的な数値は去年より落ちていますが、依然賢いお子さんであることには変わりありません。ただ…」 と専門家の先生はテスト結果を話し始めた。 去年から1年2ヶ月ぶりに受けた、サトイモの発達検査についてである。 昨年は130あったトータルIQは、今年12…

引きこもりお盆

今年の夏は長いお盆休みだった。 休みに入る前、夫は「今年こそ坊主をキャンプに連れてってやるぞ!」と意気込んでいた。 夫の会社では、連休と連休の間は「ワークライフバランスデー」と呼ばれ、年休を取ることが推奨されるため、ベッタリと休みになる。 「…

カネの亡者

最近、サトイモはおカネに目覚めた。 「おカネちょーだい!」 とにかく毎日カネ、カネ、カネだ。 最初のきっかけが何だったかは忘れたが、幼児教室の宿題のプリントを1枚するごとに、1円玉1枚もらえる、という制度にしたら、 「プリント百枚、いや、千枚…

欠席の夕涼み会

一昨年、家族で淡路島の離島、沼島を旅行した。 夫は沼島をいたく気に入って、自分の友達家族を誘い、ずいぶん前から、海の日の三連休に再訪の旅行を計画していた。 幼稚園の7月のスケジュールをもらったとき、日程を見てギョッとなった。 旅行の日と、幼稚…

豚汁明館

サトイモは、幼稚園で女の子の友達としか遊んでいない。 そうすると、 「今日は幼稚園で何をして遊んだの?」 と聞いた場合、高確率で「ごっこ」と返ってくる。 「今日はおうちごっこだったんやけどぉ、3人しかおらんかったから、おうちにならんかってん」 …

悪戯王子

年長さんになった当初、幼稚園では良い子にしていたサトイモだったが、昨日、新しい担任から苦言が出た。 室内を走り回り、やめるように言われても受けてもやめず、とがめられると言い訳ばかり。 今年の担任はすごく優しい先生で、子どもを怒るところを見た…

遊びをせむとや生まれけむ

サトイモは起きてから寝るまで、ずっと「遊びたい」一辺倒だ。 最近は朝の第一声が「おはよう」ではなく「いっしょにあそぼ」だったりする。 5歳になって明らかに遊びが変わった。 まず、レゴブロックで遊べるようになった。 幼児用のニューブロックで作っ…

一瞬!

長いはずのゴールデンウイークは一瞬で終わった。 でも、サトイモはよく遊んだ。 大阪南港まで電車を乗り継いで行ったトミカ博。 少し歩いた先の公園や、郊外での遊び。 須磨離宮公園の子供の森アスレチック。 初めてのスーパー銭湯。 ビデオや配信で、『パ…

休日出勤と初残業

復職してから毎年、4月初めの土曜日とゴールデンウィークに休日出勤している。 給与担当としては、月末締めの16日支給では、休みに出てきて処理しないと、とても間に合わない。 今年のゴールデンウィークも出勤することになった。 というか、スケジュールを…

オデッサの階段

玄関先にまだベビーカーがある。 1年以上放置したままだ。 朝、玄関を出るときに、 「そろそろ誰かにあげるなり売るなりしなきゃなぁ」 とつぶやくと、幼稚園途中、サトイモがこんなことを言った。 「ベビーカーといえばママぁ、階段をベビーカーが落ちてい…

春の不調

サトイモはこの春、5歳になった。 そして、幼稚園も年長さん。 振り返れば、年中の一年で驚くほど成長した。 いろんなことがあったなぁ、と振り返りつつ、 「年中さんの一年はどうでしたか?」 と私がサトイモにインタビューすると、 「あっという間だった〜…

ゼロからスタートな体育活動

昨年6月から、サトイモは幼稚園のスポーツクラブに参加していた。 幼稚園の課外活動で、外部のスポーツ塾の先生による指導が園庭で受けられる。 内容は、かけっこ、マット運動、鉄棒、跳び箱、縄跳び、などなど。幼児専門のスポーツ指導だ。 もちろん、有料…

ナチュラルボーン迷子

先日、サトイモを連れて神戸アンパンマンミュージアムに遊びに行った。 一緒に行ったのは、児童館のすこやかクラブで一緒だったかおりちゃんとそのママ。 かおりちゃんはサトイモとは違う幼稚園に通っているけれど、それまでは一番のお友達だった。 最も家が…

チキチキバンバン音楽会

運動会と違って、サトイモは音楽会の練習をとても楽しんでいた。 演目は、 崖の上のポニョ あおいそらにえをかこう ミッキーマウスマーチ チキチキバンバン という、盛りだくさんな内容。 サトイモはどの曲も大好きで、家でもたくさん歌ってくれた。 振り付…

節分と恐怖の鬼

昔読んだあるメンタルヘルスの本に、「床の間は日本人の知恵である」というような話があった。 床の間というちょっとした空間に、行事ごとのお飾りをしたり花を活けたりして、日常生活にうまく季節感を取り入れていた、という話だ。 メンタルを健全に保つの…

個人懇談と私の工夫癖

今日は幼稚園の個人懇談だった。 仕事を早退して幼稚園に向かう。 着くと、スポーツクラブの時間で、園庭で集団縄跳びの練習をやっていた。 列に並んで、長縄(といっても回さずにまだ揺らす程度)をジャンプしていく子どもたち。 サトイモは私を見つけて手…

石垣島旅行と緊張切れ

コロナ禍以降、夫が口癖のように「マイルを使わなヤバい」と言っていた。 飛行機での出張が多く、マイルを相当貯め込んでいたのが、コロナ禍以降の自粛で旅行には使えなくなったせいだ。 期限が迫っては少しずつ何かに交換していたようだが、この3月、また…

世間様の壁

今年は喪中のため、年賀状もおせちもないお正月だった。 「明けましておめでとう」という挨拶が使えないのは、NGワードを使えないゲームのよう。 唯一したお正月らしいことといえば、サトイモとカルタや双六(サトイモはスボロクと言う)、凧上げやコマ回し…

明けました。

私の2022年を漢字で表すと、「喪」だった。母を喪った。宮沢章夫さんも亡くなった。 個人的な思い入れはないけど、安倍晋三、エリザベス女王、アントニオ猪木、水木一郎、と、1つの時代を象徴する人たちも亡くなった。2022年はピリオドに当たる年だったんじ…