先週火曜日、小学校で個別懇談があった。
事前に教頭先生に問い合わせていた案件があったので、教頭と、なかよしの担任との三者での懇談会。
問い合わせていた案件というのは、今年2月に神戸市の特別支援教育相談センターで検査を受けたときに、アドバイスをまとめた「育ちと学びのシート」というレポートがもらえるはずだったのに、まだ私の手元に来ていない件だ。
センターに問い合わせたら、とっくに学校へ渡しているという。
私かサトイモが紛失した可能性もあるので、恐る恐る聞いてみたら、やっぱり受け渡しが漏れていた。
懇談会の冒頭は、受け渡し漏れに関する教頭の謝罪から始まった。
やっぱり…。
検査を受けたときは、サトイモが来年、特別支援学級でどのような支援を受けるのが望ましいか、このアドバイスを元に支援計画を立てましょう、という話だった。
特別支援学級に入るにあたって、検査を基にしたカリキュラムが考えられている、と期待していただけに、すっかり忘れられて無策で授業を進めているのではないか、と疑心暗鬼になっていた。
学校側は単なる書類の渡し忘れだと言うけれど、センターのアドバイスを踏まえた授業計画なんて、はなから考える気なんてなかったのでは?
学びとは何か?
私はあんまり上手に話せない。
「すごくおしゃべり」らしいけど、話にまとまりがなく、だらだらと長いから、何が言いたいのか伝わらない。伝わらないから言葉を尽くすと、余計に何が言いたいのかわからなくなってしまう。
先生方にも、私が言いたいことは全然伝わらなかった。
今、振り返って文章で箇条書きにしてみると、こんなこと。
- 個別指導プリントと作業的な工作(指示通り作るだけ)が繰り返される今の授業内容では、サトイモに楽しさも学びの達成感もなく、好奇心をひかれるものもなく、創造性も発揮されない。これでは学校へ行くモチベーションは持てない。(この内容では私が子どもに「学校に行ったほうがいい」とすすめられない)
- 変化がなさすぎて1時間が限度で、これを何時間も受けさせるほうが無理。
- なんとか少しずつでも通常学級にも参加できるようにさせたい。
- 本人は通常学級に対する拒絶が強いので、短時間だけの見学から始めるとか、訪問支援の先生に付き添ってもらうなどの試みをしてほしい。
書き出すとめちゃくちゃ簡単。
なのに、話は右往左往。
歯に衣を着せず、「あんたの授業がくそつまらんから学校行かれへんのじゃ!」と言えば話が簡単だったのだろうけれど、
「今の授業って、本当にあの子の学びになってるんでしょうか? 何のために、この内容をやってるんでしょうか? 学校で学ぶメリットって何なんでしょうか?」
と持って回った言い方をしてしまったせいで、会話がドツボにはまってしまった。
個別指導学習と作業、同じ授業の繰り返し、と私が言ったことに対して、担任の先生は、
「同じことと違いますよ、1時間目は国語で漢字、2時間目は算数で計算です」
と言った。
「そういうことが言いたいんと違うねん!」
と叫びたくなったけれど、グッとがまん。
「例えば通常学級だったら、理科で観察したり、社会で地図や写真見たりしながら授業受けますよね。あの子はまだ一度も理科や社会の授業を受けたことがないんですよ」
と私がそう言ってしまったせいで、
「じゃあ、理科と社会をやりましょう」
という話になってしまった。
そういうことが言いたいんと違うねん!!!
「この子の学びになること、成長につながることって何でしょうか?」
私が何度も問いかけると、担任の先生が言ったのは、
「今はとにかく毎日1時間、続けて学校に来ることじゃないですか」
そうなると、結局私のもやもやは晴れない。
だから、学校に来て何をやるのさ?
「漢字や計算だったら、家ででもできるじゃないですか。学校だから得られる学びっていうのはどこにあるんでしょうか?」
すると、先生たちは言った。
「漢字や計算は家でできるということなんで、学校では理科と社会をやりましょう」
だから、そういうことが言いたいんと違うねん!!!
薬を減らす
学校にほとんど行かない状態なので、いっそのことサトイモの薬を減らすことにした。
学校に行きやすくするために、ADHDの多動を抑える薬とASDの癇癪の薬を飲んでいたけれど、行かないのであれば飲まなくてもいい気がするのだ。
最初は家でも大暴れするからだったんだけど、それはもう皆無に近い。
先週の木曜日の病院受診で主治医に相談し、私の裁量に任せるように言ってもらった。
で、しばらく薬をやめてみると、明らかにサトイモが元気よく活発になった。
好奇心や意欲も増している気がする。
でも、ずっとピョンピョン飛び跳ね、クルクル回っている。
家の中なら、ピョンピョンしてても誰にも迷惑かけないからいいか…。
月曜日、訪問支援の先生が来てくれるので、この日だけ登校。
登校するから前日に薬を飲ませると、明らかに眠そうで、ずっとボーっとしていた。
訪問支援の先生からも、
「覚醒していないような状態でした」
と言われた。
薬を抜いていたのをその日だけ飲ませたせいで、裏目に出てしまったようだ。
飲ませるか、飲ませないか。
本人は飲みたくないと言っているから、余計に悩む。
薬のせいなのか、暑さのせいなのか、家の中でサトイモが全裸で過ごすことが増えた。
「せめてパンツくらいはきなさい!!」
「そのイスに〇〇〇を当てるな!!」
突然夏がやってきて、みんなイライラして戸惑っているんだ。










