奇才サトイモの元気が出る発達日記

発達障害(ADHD&ASD)の疑いがある息子サトイモの子育て日記です。

アフターコロナとイチゴ狩り

2月中旬はコロナで何もできなかった。

まずはサトイモが発熱し、私が発熱し、夫は出張に出てからホテルで発熱した。

 

サトイモは高熱が出ていたとき、

「オバケがいる!!怖いよ〜!!怖いよ〜!!」

と泣き叫んでいた。

どんなオバケか尋ねると、黒くてハート型なのだそうだ。

「あそこにも!ほら、あそこにも!オバケだらけだよ!!12345678910…うわ〜!百、千、万、無量大数いるよ!!」

冗談のようだが本気で怖がっているので、

「大丈夫、それはコロナオバケだよ。お熱が下がったらどっかいくから。コラっ!!しっしっ!あっちいけ!!」

高熱のせいで、せん妄状態。

と、わかっているけれど、

「ほら、あそこにいる!」

と指差されると、大人でもちょっと気持ち悪い。

シックスセンスか。

 

サトイモには味覚障害も出た。

何を食べさせても、辛いだのチクチクするだの言って食べない。

熱が下がると「辛い!」ということもなくなって、徐々に食べられるようになったので、コロナのせいだったんだなぁ、と判明。

幸い私には味覚障害がでなかったから、気持ちがわからず。

同じ時期にコロナにかかった同僚は味覚障害が出て、

「何を食べても味がしない。つまらん」

とこぼしていた。

食は最大の娯楽なので、それを奪う病気は憎らしい。

 

コロナにかかった順に回復していったので、途中、私がしんどくて寝ているのにサトイモが元気、という地獄のような日々があった。

ただ、サトイモもだいぶ分別がついてきて、私を労ってくれることもあった。

そのひとつに、わざわざ手紙を書いてくれた。


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手紙で謝ることができるまで成長したんだなぁ、としみじみする。

 

初めてのイチゴ狩り

サトイモが手紙に書いていたのは、コロナのせいで行く予定だったイチゴ狩りに行けなかったこと。

すごく楽しみにしていたので、どうしても今年行きたくて、先日リベンジマッチに出かけた。

 

ながしお農場というところで、ネット予約ができるのが便利で選んだ。

その場で食べるなら30分2,900円だけれど、収穫体験だけなら200円。

昔、私はイチゴを一度にたくさん食べ過ぎて吐いた経験がある。

30分食べ放題と言われると、気持ち悪くなっても無理に食べまくるに違いない。

それは本末転倒。

夫も同意見で、私達は収穫体験を選んだ。

収穫体験で摘んだイチゴは、100グラム300円で持ち帰れる。

時間を気にせず家でゆっくり食べられるから、絶対こっちが正解だ。

家まで待てず、帰りの車で食べたイチゴは、スーパーで買うイチゴよりずっと甘くて柔らかく、収穫して購入した1キロは2日でなくなった。

夫が、

「坊主がおらんかったら、イチゴ狩りに来ることなんてなかった。坊主のおかげでいろんな経験ができる」

と言った。

夫は最近、サトイモが生まれてきてくれたおかげ、と口にすることが増えた。

私の悪い癖だけれど、心の中で、

「妊娠が発覚した頃のあなたに聞かせてやりたいよ!」

と毒づいてしまう。

女の負の感情はしつこいよ。

 

めんたいパークの思い出

イチゴ狩りのあとは、めんたいパーク神戸三田に寄った。

徹底的に子供連れのニーズに応えていて、子供が遊べる「めんたいランド」は子供たちのカオス状態だった。

帰りには、めんたいパークのキャラクター「タラピヨ」ちゃんと「タラコン博士」の折り紙、塗り絵、迷路をもらい、めんたいパーク工場できたての明太子を買った。

レジで並んでいると、サトイモが、

「これ買って〜!」

とタラピヨちゃんのぬいぐるみやポーチを欲しがる。

「明太子の人形なんかどないすんねん!」

と夫に一刀両断される。


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しかしまあ、めんたいパークだなんて、うまく考えたものだ。

子供がタダで遊べるからやってきて、せっかく来たんだから、とお土産に明太子を買って帰る。

ふだん明太子なんて食べないからこそ、購入のきっかけになる。

スーパーで2,500円の明太子を買うか、と問われたら絶対買わないもの。

でも、少子化が進むと、こういうビジネスモデルも縮小してしまうんだろうなぁ。

 

サトイモはめんたいパークを気に入ったらしく、その後ずっと、

「♪ピリッとかねふくめんたいこ〜!」

氷川きよしが歌うCMソングを歌っていた。

翌日の夜も、歌いながら持って帰った折り紙でタラピヨちゃんを作ってご機嫌で遊んでいた。

しかし、その日は何のスイッチが入ったのか、片付けない、お風呂に入らない、歯も磨かない、寝ない、と、親の言うことを聞かないこと山のごとし。

とうとう夫がブチギレて、ソファの上に散らかしているタラピヨ折り紙をクシャクシャにしてゴミ箱に捨てた。

もちろんサトイモは大泣き。

「思い出がぁ~!!大切な思い出をなんで捨てるの?!思い出を返して!!」

それに対して夫は、

「思い出なんてない!!」

と無茶苦茶な返しをしていた。

 

サトイモはもうすぐ6歳になる。

6年しか人生経験がない中で、出来事のひとつひとつが、大人とは比べ物にならないくらい大きいんだろう。

けれど、大切な思い出=明太子の折り紙、というのが、なんか質の低いコントみたい。

 

もう3月。

大切な思い出、というなら、残り少ない幼稚園生活をもっと大事に味わってほしい。

卒園式も2週間後。