奇才サトイモの元気が出る発達日記

発達障害(ADHD&ASD)の疑いがある息子サトイモの子育て日記です。

欠席の夕涼み会

一昨年、家族で淡路島の離島、沼島を旅行した。 夫は沼島をいたく気に入って、自分の友達家族を誘い、ずいぶん前から、海の日の三連休に再訪の旅行を計画していた。 幼稚園の7月のスケジュールをもらったとき、日程を見てギョッとなった。 旅行の日と、幼稚…

豚汁明館

サトイモは、幼稚園で女の子の友達としか遊んでいない。 そうすると、 「今日は幼稚園で何をして遊んだの?」 と聞いた場合、高確率で「ごっこ」と返ってくる。 「今日はおうちごっこだったんやけどぉ、3人しかおらんかったから、おうちにならんかってん」 …

悪戯王子

年長さんになった当初、幼稚園では良い子にしていたサトイモだったが、昨日、新しい担任から苦言が出た。 室内を走り回り、やめるように言われても受けてもやめず、とがめられると言い訳ばかり。 今年の担任はすごく優しい先生で、子どもを怒るところを見た…

遊びをせむとや生まれけむ

サトイモは起きてから寝るまで、ずっと「遊びたい」一辺倒だ。 最近は朝の第一声が「おはよう」ではなく「いっしょにあそぼ」だったりする。 5歳になって明らかに遊びが変わった。 まず、レゴブロックで遊べるようになった。 幼児用のニューブロックで作っ…

一瞬!

長いはずのゴールデンウイークは一瞬で終わった。 でも、サトイモはよく遊んだ。 大阪南港まで電車を乗り継いで行ったトミカ博。 少し歩いた先の公園や、郊外での遊び。 須磨離宮公園の子供の森アスレチック。 初めてのスーパー銭湯。 ビデオや配信で、『パ…

休日出勤と初残業

復職してから毎年、4月初めの土曜日とゴールデンウィークに休日出勤している。 給与担当としては、月末締めの16日支給では、休みに出てきて処理しないと、とても間に合わない。 今年のゴールデンウィークも出勤することになった。 というか、スケジュールを…

オデッサの階段

玄関先にまだベビーカーがある。 1年以上放置したままだ。 朝、玄関を出るときに、 「そろそろ誰かにあげるなり売るなりしなきゃなぁ」 とつぶやくと、幼稚園途中、サトイモがこんなことを言った。 「ベビーカーといえばママぁ、階段をベビーカーが落ちてい…

春の不調

サトイモはこの春、5歳になった。 そして、幼稚園も年長さん。 振り返れば、年中の一年で驚くほど成長した。 いろんなことがあったなぁ、と振り返りつつ、 「年中さんの一年はどうでしたか?」 と私がサトイモにインタビューすると、 「あっという間だった〜…

ゼロからスタートな体育活動

昨年6月から、サトイモは幼稚園のスポーツクラブに参加していた。 幼稚園の課外活動で、外部のスポーツ塾の先生による指導が園庭で受けられる。 内容は、かけっこ、マット運動、鉄棒、跳び箱、縄跳び、などなど。幼児専門のスポーツ指導だ。 もちろん、有料…

ナチュラルボーン迷子

先日、サトイモを連れて神戸アンパンマンミュージアムに遊びに行った。 一緒に行ったのは、児童館のすこやかクラブで一緒だったかおりちゃんとそのママ。 かおりちゃんはサトイモとは違う幼稚園に通っているけれど、それまでは一番のお友達だった。 最も家が…

チキチキバンバン音楽会

運動会と違って、サトイモは音楽会の練習をとても楽しんでいた。 演目は、 崖の上のポニョ あおいそらにえをかこう ミッキーマウスマーチ チキチキバンバン という、盛りだくさんな内容。 サトイモはどの曲も大好きで、家でもたくさん歌ってくれた。 振り付…

節分と恐怖の鬼

昔読んだあるメンタルヘルスの本に、「床の間は日本人の知恵である」というような話があった。 床の間というちょっとした空間に、行事ごとのお飾りをしたり花を活けたりして、日常生活にうまく季節感を取り入れていた、という話だ。 メンタルを健全に保つの…

個人懇談と私の工夫癖

今日は幼稚園の個人懇談だった。 仕事を早退して幼稚園に向かう。 着くと、スポーツクラブの時間で、園庭で集団縄跳びの練習をやっていた。 列に並んで、長縄(といっても回さずにまだ揺らす程度)をジャンプしていく子どもたち。 サトイモは私を見つけて手…

石垣島旅行と緊張切れ

コロナ禍以降、夫が口癖のように「マイルを使わなヤバい」と言っていた。 飛行機での出張が多く、マイルを相当貯め込んでいたのが、コロナ禍以降の自粛で旅行には使えなくなったせいだ。 期限が迫っては少しずつ何かに交換していたようだが、この3月、また…

世間様の壁

今年は喪中のため、年賀状もおせちもないお正月だった。 「明けましておめでとう」という挨拶が使えないのは、NGワードを使えないゲームのよう。 唯一したお正月らしいことといえば、サトイモとカルタや双六(サトイモはスボロクと言う)、凧上げやコマ回し…

明けました。

私の2022年を漢字で表すと、「喪」だった。母を喪った。宮沢章夫さんも亡くなった。 個人的な思い入れはないけど、安倍晋三、エリザベス女王、アントニオ猪木、水木一郎、と、1つの時代を象徴する人たちも亡くなった。2022年はピリオドに当たる年だったんじ…

サンタさんの魔法

去年の12月のサトイモには、脅しが有効だった。 「そんなことしていいのかな? サンタさんは良い子にしか来ないんだよ」 ↓ サンタ悲喜こもごも - 3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録 ところが、今年はそれが効かなかった。 脅しても、顔色を変えな…

シニアカー試乗会

とうとう父が、自動車を手放した。 高齢者の自動車事故が社会問題になる中、父には何年も前から運転をやめるように言ってきたのが、ようやくの実現でホッとしている。 夏、母の逝去で自宅と病院や葬儀会館を車で何度も行き来しなければならなかったとき、父…

女難のおゆうぎ会

幼稚園では3大イベントがある。 運動会、おゆうぎ会、音楽会だ。 夏休み明け、サトイモの謎の登園拒否に悩まされていた。 本人に尋ねても、とにかくイヤ、ぜんぶイヤ、としか言わないので、何が原因かわからない。 ところが、運動会が終わるとすっかり登園…

問題児だけど天才児ではない

サトイモの知能検査の結果、 「IQが130近くあります。とても賢いお子さんです」 と先生に言ってもらえて、私はとても嬉しかった。 そして夫婦で話し合って、 「たとえ発達障害であっても、できる限りあの子の長所を伸ばしてやろう」 と我が家の方針は決まっ…

じっとできない七五三

先週末、サトイモは七五三参りを終えた。 場所はお宮参りに行った湊川神社。 (お宮参りのときの日記はこちら↓) お宮参りとファミリア - 3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録 かつて子育て広場に通っていた頃、3歳で七五三デビューした女の子のマ…

これまでのあらすじ

私の息子のサトイモは、現在4歳7ヶ月。 こども園(幼稚園)の年中さんだ。 生まれたての頃は寝てばかりいる大人しい子だったが、動き始めてからは家の中のものを手当たり次第引っかき回す暴れん坊になった。 落ち着きがないので、お出かけは毎日大変だったけ…