昨日はサトイモを小学校に送っていったあと、家事をしてブログを書いて、ほっと一息、Amazonプライムで『三国志~司馬懿軍師連盟~』17話を見始めたところで、担任の先生から電話がかかってきた。
「サトイモくん、3時間目までは頑張っていたんですが、おうちに帰りたいということで、お迎えにきていただけますか?」
3時間目まで頑張れたのはすごいこと。
「引継ぎできいていた去年の様子からすると、立ち歩くこともほとんどなく、この二日間すごく頑張っています!」
と先生も肯定的な評価をしてくれた。
私自身も、無理をせずに途中で帰る判断をしたサトイモはえらかったと感じていた。
加えて、「もう帰りたい」と申し出ると、担任がすぐに家に帰してくれるという安心感も芽生えたのではないかと思う。
プチ鹿島氏は禁煙するとき、常にタバコを手元に置いておいて、「吸いたくなったらいつでも吸えるけど、今は吸えないだけ」と心理的な安心感を持っていたら吸わずにいられた、と話していた。
学校もそれと同じ。
「一旦登校したら、どんなにつらくても我慢しないといけない」と思ったら不安で登校できないが、「いつでも帰れる」と思えたら行けるようになるんじゃないか。
楽しい雰囲気に
また、不登校解消には「先生につらさを訴えれば助けてくれる」という担任への信頼感も重要じゃないかと思っている。
敵味方図式はよくないけど、担任が敵だと思ったら学校へは行けない。
先生は味方だという信頼がないと。
新しい担任は、そうなってくれそうな期待はある。
調子が悪いといって保健室でお迎えを待っていたサトイモだったが、行くとすごぶる元気で走りまわっていた。
帰り道、学校のことを楽しそうに話してくれた。
「今日はいきなりテストだったんだよ~。テストだなんて聞いてないよ~って思ってビックリしたよ~」
「何のテストやったん?」
「ヒロシ先生テスト!ヒロシ先生の好きな食べ物は何でしょう?とか、好きなスポーツは何でしょう?とか」
「へえ~!面白いなぁ。それで答えはどうやったん?」
「答え合わせは明日やねん」
「ほんなら明日も学校いかなあかんやん」
それについては明確な返事をしなかったサトイモだったが、「もう行きたくない」という言葉が出なかっただけ、十分合格。
昨日の早退とヒロシ先生テストのおかげか、なんと今朝は7時には起きられたし、用意も急かさずにでき、嫌がらずに学校へ行けた。
ひとまず、2年生の滑り出しは上々。
さあ、今日も電話がかかってくるかな…。