奇才サトイモの元気が出る発達日記

発達障害(ADHD&ASD)の息子サトイモの子育て日記です。

新しい学校、初日。

一昨日が始業式で、昨日は新1年生入学式のため他学年はお休み、そして今日が本格的な2年生の始まり。

目覚まし時計は6時に鳴ったけれど、サトイモは起きるどころか音を止めもしない。

7時になっても起きないので布団をはぐと、

「寒いのになんでそんなことするの!!」

サトイモは怒って布団の取り合いに。

5〜10分置きに起こしてみるけれど、全く反応なし。

「今日が本当の2年生の始まりだよ。2年生になったら1時間目から学校行く約束でしょ?行かないつもり?」

正論で攻めても敵は応じない。

ならば、甘やかし攻撃。

糖分を摂取したら目が覚めるかとチョコレートを食べさせてみる。ところが、口に入れようとしても、頑として口を開かない。

スマホゲームしない?今なら遊べるよ、と誘ってみても起きない。

「7時45分になっても起きなかったら、学校に休みの連絡を入れるよ。わかったね!」

最後通牒を言い渡したけれど、それでも動かず、45分にアラームが虚しく鳴り響くだけだった。

「もう休みの連絡を入れるわ。欠席の理由は何?」

「眠たいから」

「ええ加減にせぇよ」

学校の連絡アプリ「すぐーる」で欠席連絡を入れたあと(都合欠で理由なし)、

「連絡入れました。お母さんは約束を守らない子は大っ嫌い!家におっても絶対一緒に遊ばへんで!!学校行くまで遊んでやらんからな!!無視し続けるぞ!!」

と大声で怒鳴る。

さて、どう対処したものか…。

私は気分を切り替えてお風呂掃除を始めようとしたところ、サトイモが起きてきて、スマホゲームを始めようとしていた。

「お母さん!動かない!パスワード変えたの?!」

「当たり前や。学校行くまでゲームもYouTubeも見せへんで」

私が冷たく言い放つと、サトイモは大声で、

「学校行くよ〜」

と言ってビービー泣き出した。

 

対応の是非

私の本音では、「泣くくらいやったら早よ用意して学校行け!」というところだが、

「ちゃんと学校行くって言えてエライ!さっきは怒鳴ってごめんね。嫌いって言うたけど、それは約束をやぶることやで。サトイモのことは大好き。やから、はよ用意して一緒に学校行こう!」

内心のイライラを抑えて、二重人格のように優しく着替えを手伝った。

結局、サトイモは学校に行った。というか、私が自転車の後ろに乗せて送っていった。

歯磨き洗顔はちゃんと済ませたけれど、飲まず食わず。

校門の前で、サトイモはお通夜みたいに沈んだ表情で、

「実はボク、眠たいんじゃなくて、調子が悪いんだよ…」

とつぶやいた。

「そうやったん。わかった、一緒に行ってそれ先生に言うとくわ。とりあえず行って、無理やったら早退させてくださいって先生に言いな」

「ソータイって何?」

「早く帰ること。調子が悪いから帰らせてください、って言うんやで。早退についてはアプリで連絡も入れておいたし、新しい担任の先生は優しいから帰らせてくれるはずや。連絡あったらお母さんすぐ迎えに来るから。わかった?」

目の焦点があってない顔で、サトイモは黙って頷いた。

 

新しい学校のリーダー

1年のときの担任は、サトイモが保健室に行きたいとか家に帰りたいと言っても取り合ってくれず、それが不登校の引き金になった。

1年の担任はキッチリカッチリした女性の先生で、しっかりしすぎてサトイモには窮屈だった。

新しい担任の先生は男性。まだどんな先生かわからないが、とても優しそうな先生で、周囲の評判はよさそうだ。

サトイモには、少々のことは大目に見てくれるくらいの先生が合っているはずなので、今度の担任がそうであってくれたらなぁと願う。

4月には、校長にも異動があった。

新しい校長先生は校舎の入口に立って、明るく元気に挨拶をしていた。

前の校長は朝の挨拶なんてしてなかったし、いつもへの字口で明るさもなかった。

トップが変われば組織の空気も変わるだろう。

不登校児への対応も違ってくるかもしれない。

校長の挨拶一つで、ちょっと希望が持てた。

挨拶って大事。

昨日公園でサトイモが拾ってきた角材。ネジを差し込んで輪ゴムをひっかけ、楽器もどきを制作。おかげで机に傷がついて私が怒鳴り散らす。