奇才サトイモの元気が出る発達日記

発達障害(ADHD&ASD)の息子サトイモの子育て日記です。

不登校再発の予感

先週から、サトイモはまた学校を休み始めた。

放課後等デイサービスや通級教室には喜んで行っていて、公園でお友達と遊ぶのも大丈夫。

学校だけ行けない。

唯一、なんとか学校に行くことができたのは、先週金曜日の校外学習だけ。いわゆる遠足。

行き先は王子動物園

でも、それでさえ、喜んで行けたわけではなく、説得してなだめすかして、なんとか参加できた。

 

遠足が嫌な理由

なんで遠足に行きたくないのか、最初に本人が語っていたのはこんな感じ。

「動物園なんか何回も行ったもん」

実際にはたった3回しか行っていない。

「動物臭いもん」

確かに、発達障害の特性が出て、ときどきサトイモはすごく匂いに敏感なときがある。

「パンダがおらんもん」

パンダのタンタンさんが亡くなったとき、サトイモは大いにショックを受けていた。

でも、だからといって、遠足に行きたくない理由にはならない。

何か本質的なことを語らないかんじがした。

それでも、校外学習のしおりを読み上げて内容を確認したり、ネットで王子動物園の園内マップなどを見て動物の情報を得たり、お弁当の内容を一緒に検討したりして気分を盛り上げた。

私の盛り上げ作戦が功を奏して、当日は行き渋ることなく出かけていった。

 

とどのつまりは集団行動

遠足から帰ってきたときの第一声は、

「遠足なんか行くんじゃなかった!もう二度と行かないよ!」

だった。

理由を尋ねると、行きの電車内で立っていたら先生から怒られた、と言った。

担任の先生ではない、知らない女性の先生だったそうだ。

同じ学年の先生だろうと思うけど、サトイモは極端に人を覚えられない。

サトイモがその人のことをよく知らないということは、その先生もサトイモのことをよく知らなかったんだろう。

サトイモはそれ以上語らないし、なぜ怒られたのかわからない、納得できないと言っていたけれど、私からすれば注意した理由はいろいろ想像できる。

揺れるから危ない、吊り革にぶら下がるな、列を乱すな、などなど。

サトイモが悪いのだけど、頭ごなしに理由も伝えずに怒ると、何が悪かったのか理解できずにスネて反発するだけ。

それが尾をひいて、遠足自体が楽しくなくなってしまったようだ。

グループ行動にも参加できず、

「動物は見れなかったよ。ずっとベンチで寝てた。見たのは入口のフラミンゴだけ」

サトイモは言った。

前日に一緒に予習しただけに、私もすごく残念だった。

せっかく仲良しのワカくんと一緒の班にしてもらったのに、グループ行動もできなかったなんて⋯。

 

真偽不明の不登校理由

一昨日の火曜日も休んだが、学校がなぜ嫌なのか理由を尋ねると、こんな理由が返ってきた。

クラスメイトのトシユキくんといつもケンカになる⋯。

きっかけは、体育の時間にグループに分かれてゲームをしたとき、トシユキくんに、「サトイモのせいで負けた」と責められたことらしい。

それ以降、廊下ですれ違ったときなど、事あるごとに衝突するのだそうだ。

そういえば、先々週の図工の時間、サトイモは自分の手に絵の具を塗って遊んでいて、それを注意したクラスメイトとケンカになり、その子の服に絵の具をつけてしまう、という事件があったそうだ(担任から電話報告)。

サトイモの問題行動を注意したクラスメイトとのトラブルが続いている。

トシユキくんは自分が正義だと思っているだろう。

サトイモに悪のレッテルを貼って、目をつけてしまったのかもしれない。

一方、サトイモからすると、トシユキくんの注意は不当な言いがかりでしかない。

ほっといてくれ、いいがかりはやめてくれ、ってなもんだ。

注意されることを、いじめられているように感じている。

人間関係の悪循環にはまってしまうパターン。

 

薬を変えてみようか

昨日は、サトイモの病院の受診日だった。

最近また学校に行かない傾向にあること、お友達とのトラブルが増えていること、目をギュッギュッとやるチックが再発していることを伝えた。

主治医から提案されたのは、薬を変えるのも一つの方法だということ。

今飲んでいるインチュニブを、コンサータに変えてみませんか、と言われた。

どちらもADHDの薬だが、コンサータのほうが改善が見込めるかもしれないという。

よく耳にする薬の名前だけれど、何がどう違うのか、これから勉強しないといけない。

ADHDの特性から衝動性が抑えられずに行動し、それで他人から注意され、ASDの特性から注意が受け入れられずにカッとなる。

なので、まず衝動的な行動を抑えて、落ち着いて行動できるようにできれば。

でも、ADHD傾向を薬で抑えるとASD傾向が強くなるから、チックがひどくなるかもしれない。

絶妙なバランス。

結局、今回は検討までにとどめよう、という結論に至る。

サトイモの身体が成長しているので、インチュニブを1錠から2錠に増やすことに。

薬でなんとかするか、

「成長を待つしかないね」

と言われることに、モヤモヤする。

成長を待つのはいいんだけど、私や周囲が成長を促す取り組みは何かないんだろうか、と。

薬の処方を待つ間、近くの公園で遊ぶ。

公園の落葉が美しい。

完璧な一枚を探してみるけど、どれもどこか欠けていたり汚れていたりする。

同じ葉っぱは一枚とてない。

完璧な葉っぱなどない。

f:id:naminonamimatsu:20251127100940j:image