昨夜から今朝にかけて、私が癇癪を起してしまった。
きっかけは夕食に出したポットパイ。
サトイモは夕食をほぼ完食したものの、ポットパイのパイ部分のみ食べきれなくなった。
「食べられなかったら残していいんだよ」
と言っても、
「おなかポンポンでも食べるよ~」
と言いつつ、パイ生地をかじりながらウロウロして、床にボロボロこぼした。
やめるように優しく注意すると、面白くなってしまったようで調子にのり、余計にウロウロボロボロが激しくなった。
「ウロウロするな!」
と怒鳴りながら掃除機をかけていると、サトイモがパイくずを私の頭にかけてきた。
私、激おこ。
そのタイミングで夫が帰宅し、
「あんまりカリカリしたらあかんで。短気は損気」
と私のイライラを諫める。
その後、私は一人でお風呂に入り、なんとかイライラから脱出することができた。
お母さん大好き
今朝、サトイモは、「お父さんお母さんと一緒にごはんが食べたい」と6時に起きてきた。
それだけなら喜ばしいことなんだけど、
「ここで食べたくない!ソファで食べる!」
とごねて、私はイラっときたけれど、なぜか夫が穏やかで、
「じゃあ今日はみんなでソファで食べようか。リビングならテレビを見ながら食べれるし」
と受け入れて、つつがなく終わる。
その後、夫が出勤してから、サトイモは私にベッタリ。
連日、朝起きぬけから、「一緒に遊ぼうよ~」というサトイモ。
サトイモが早起きしたせいで、私が朝の家事をする暇もなく、遊ぼうよ攻撃にあい、それだけでイライラ。
すると、ソファに大きな汚れがついているのを発見。ソファカバーも洗濯することにしたのだが、カバーを外したり洗濯機に入れたりする一つ一つをサトイモが邪魔してくる。
さらに、サトイモがカバーを外したソファのクッションを床に引きずり回すので、カチンときた。
まだ昨日のポットパイのクズも落ちているのに!
だいたい誰がソファを汚したんだよ!おまえだろーが!という思いが根底にあるので、余計に憎らしい。
それだけイライラしているのに、サトイモが背中に飛び乗ってくる。

振りほどいても振りほどいても、
「お母さん大好き~!抱っこして~!」
とまとわりつき、抱き着いてくる。
やめてと言ってもやめずにしつこくされるのが一番嫌い。
すっかり頭にきて、
「こっちは大っ嫌いじゃ!うっとおしい!あっちいけ!どっか行け!目の前から消えてくれ!」
と本音が爆発してしまった。
危険爆発毒親
「お母さんは今、機嫌が悪いの!機嫌ってわかる?」
「わからない」
「ドラえもんの国語辞典を持って来い!」
と辞典を引かせたが、機嫌=気持ちとしか説明がないのでうまく伝わらず。
「とにかく嫌いなんだよ!うっとおしい!あんたのしつこく引っ付いてくるところが、火に油を注いでるの!油は燃えるでしょうか、燃えないでしょうか?」
「燃えない!」
「ぶぶー!!燃えます!」
「えー!?」
「火に油を注ぐってのはね、燃えやすい油を入れて火をどんどん大きくしてるってこと!お母さんの怒りをどんどん大きくしてるの!どんどん嫌われてるの!あんたのやることなすこと、全部腹立つの!だからあっちいけ!」
怒りをおさめるには、怒りの対象から離れることが一番。
なのに、離れてくれないから余計に腹が立つ。
離れてほしいからどんどん罵詈雑言を吐いてしまった。
「あんたみたいな、学校も行かない、勉強もしないアホは大っ嫌いなの。頭の悪い子は一番嫌い!もうお母さんなんかしたくない!お母さんになんかなりたくなかったのに、あんたが勝手に生まれてきたんやからね!早くどっか行け!じいじんちが空いてるから一人で暮らせ!親に捨てられたかわいそうな子が一人で暮らしてたら誰か優しい人が保護してくれるやろ!」
「じいじんちの行き方がわからないよ~」
「何回も行っとうのに、行き方も覚えてへんのか!ほんま頭が悪いな!学校行ってへんからどんどんアホになるんや!」
「もう!そんなこと言うなら、もうごはん作ってあげないからね!」
「作っていらん!まずい料理作られて、こっちは迷惑しとんじゃ!」
一度フタが空いてしまうと、どんどん本音がもれてしまって、止まらなくなった。
サトイモがえらかった
私の大人げない罵詈雑言に対して、サトイモは怒らなかった。
パチンコのように輪ゴムを飛ばしてきただけ。
輪ゴムを飛ばされて、私は少し我に返った。
以前だったら物を投げつけてきたり棒を振り回したりして大暴れしたところだ。
なのに、今回は机の上に乗ったり私に飛びついたりするだけで、暴れていない。
癇癪の薬は減らしているのに、落ち着いている。
「お母さんは本当に機嫌が悪いの!怒ってるの!これはすぐには治らないの!だから、15分くらい時間をちょうだい。離れて、一人にさせて。そしたら、10時になったら、もう怒ってるのをやめるから。だからどうか、そっとしといて!お願い」
サトイモに頼んだら、
「わかったよ~」
と一人でベッドルームに行ってくれた。
15分程度、無心で食器洗いをして、怒りも泡と一緒に水に流した。
10時になるとすぐに、
「やっと時間になった!」
とサトイモがやってきた。
「一人にしてくれてありがとう!もう怒るのやめた!」
一人で登校
今、サトイモは学校に行っている。
これまで学校まで送っていっていたけれど、昨日から一人で登校するようになった。
今日は給食から参加だ。
「頭の悪い子どもは嫌い」発言が効いたのか、仲直りしたあと、学校のプリントを2枚やった。
傾向としてはとても喜ばしい。
サトイモよりも私の方が問題。
勢いでつい言ってしまった私の暴言を、サトイモはどれくらい本気でとらえただろうか。
このイライラの原因が更年期で、これからも続くようだったらどうしようか。