奇才サトイモの元気が出る発達日記

発達障害(ADHD&ASD)の疑いがある息子サトイモの子育て日記です。

サトイモも歩けば

2024年11月23日土曜日

先週末、再びYouTube熱が再燃したサトイモ

タコボンドなどのゲーム実況から、Primitive Jungle Lifeskillsに移行し、最終的にはミスタービーストというユーチューバーにはまってしまった。

そして何も予定がなかった土曜日、1日中YouTube漬け。

私はラクで幸せだったけど(おかげでNetflix攻殻機動隊SAC_2045』を一気見できた)、これがずっと続いたらどうしようと不安になった。

 

2024年11月24日日曜日

サトイモがお世話になっている放課後等デイサービスを経営するNPO法人の周年イベントがあった。

私はボランティアで設営などのお手伝いも。

サトイモも一緒に行こうね、と以前から誘っていたのに、朝になってゴネだした。

「何をするのかわからないし、お友達が来てるかどうかもわからないのに行かないよ!おうちにいるよ!」

幼稚園時代は、お出かけに誘うとたいてい「行く〜!」と答えてくれた。

何があるかわからないからこそ、何でもついてきたのに。

「犬も歩けば棒に当たるって言うてな、お出かけしたら何かええことあるかもしれへんよ」

そう説得しても聞く耳を持たず、仕方ないので、サトイモは夫に預けた。

イベントが始まって、夫のLINEに、「お菓子釣りもあるよ〜」とか「お友達も来てるよ〜」と情報を送ると、サトイモも来る気になり、夫に連れられてイベントにやってきた。

子供向けブースでドングリ投げゲームなどで遊んだり、友達と追いかけっこをしたり、友達とスマホゲームをしたりして遊ぶ。

しばらくして、幼稚園時代にフィアンセだった、みーちゃんがやってきた。

みーちゃんは、系列の学童に通っているのだそうだ。

偶然の再会。

「な、犬も歩けば棒に当たるって言うたやろ?」

サトイモも歩けばミーちゃんに当たる。

でも、こういうとき少し困るのは、ミーちゃんのママから、

サトイモくん小学校どうですか?」

と尋ねられるときだ。

関係性によっては、正直に明るく、

「それが不登校になっちゃったんですよ〜!」

と言えるけれど、よく知らない人にはお茶を濁してごまかす。

ミーちゃんのママはごまかすパターンで。

不登校発達障害が恥ずかしいとは思っていないけれど、サトイモ本人が知られたくないと思っている場合もあるので躊躇する。

どう伝えるか、デリケートな問題。

 

2024年11月25日月曜日

スイミングスクールに復活してから2回目。

今回も問題なし。

 

2024年11月26日火曜日

やまびこの郷の1日体験。

やまびこの郷とは、兵庫県立の不登校児童・生徒の支援施設で、朝来市にある。

夫は会社を休んで車で送迎してくれた。

神戸からだと2時間半はかかるため、6時に家を出る。

ところが、朝の支度中にまた「ボクは行かないよ!」病が出て出発が難航。

「行きたくなかったら無理して行かなくてもいいんだよ。でもパパとママは行くから、サトイモはお留守番ね」

を繰り返していたら、

「ボクも行くよ!!」

に切り替わった。

 

やまびこの郷到着後、開始まで時間があったので、カウンセリングルームで待つことになった。

立派な箱庭があって、自由に使っていいという。

最初は嫌がっていたサトイモも、ミニカーを見つけてから興味を持ち、次第にのめり込んでしまった。


f:id:naminonamimatsu:20241129165214j:image

挙げ句、今日のプログラムであるお料理作りが始まって先生が呼びに来ても、

「嫌だよ!もっと遊びたい!」

と切り替えが難しく、私も先生も困り果てる。

どうやら箱庭にこだわっているわけではなく、プログラムに参加することに抵抗があるらしく、スマホを出してきてゲームを始める。

私が呆れて、

「ママは参加してくるからね」

とカウンセリングルームを出ていくと、しばらくしてサトイモも出てきて、先生に連れられて調理室に向かった。

その後はなんとか1日、問題なくプログラムに参加することができた。

残念だったのは、ほかの参加者が小学校5年生以上のお兄さんお姉さんで、友達ができなかったこと。

不登校になる子ども自体、中学年以降が多いうえ、こういったプログラムに参加しよう、と思うのもある程度の歳になってからなんだと思う。

小1のサトイモはレアケース。

同類に出会えるまで時間がかかるかもしれない。

 

2024年11月27日水曜日

通級教室。

先生からは表情が明るくなりましたね、と言われる。

確かに。

身体が薬に慣れてきたからかもしれない。

 

2024年11月28日木曜日

私の友人の息子にサトイモのお古のダウンジャケットをあげるため、須磨まで出かけていく。

友人の息子は幼稚園年少。

並ぶとサトイモがずいぶんお兄さんに見える。

一緒に須磨海岸へ。

今年リニューアルした公園の遊具で遊ぶだけではなく、砂浜で貝殻を拾ったり、松林で松ぼっくりを拾ったり、鬼ごっこをしたり。f:id:naminonamimatsu:20241129170213j:image

寒さに負けず、日が暮れるまで一緒に遊ぶ。

「約束の5時も過ぎたし、暗くなるからもう帰ろう」

と言うと、

「帰らないよ!帰るんだったら、このスマホのゲームをママが夜中まで5時間やること!」

と意味不明の条件を出される。

「それはやらないけど、家には帰るよ」

と取り合わずにサクサク歩く。

帰宅後、

「じゃあ約束どおり、ママはこのゲームやってください!ごはん作ったらダメ!洗濯物取り入れたらダメ!おふろ洗いしてもダメ!ボクと一緒に遊ばなきゃダメ!!」

と命令してきた。

あまりに理不尽なので、

「須磨にずっとおったらよかったのに、なんで勝手について帰ってきたん?文句があるなら須磨へ帰れ!出ていけ!」

と怒鳴ってしまう。

すると、サトイモが私に三輪車を投げつけてきた。

幸い当たらず。

「これな。当たってたら骨折するとこや。サトイモはママがケガしてもええと思ってるんやな。よくわかりました。」

と冷静なトーンで一蹴。

その後無視を続けていたら、手紙で謝ってきた。


f:id:naminonamimatsu:20241129171405j:image

最近はこのパターンが多い気がする。

反省までの時間が短くなったのは良いこと。

けれど、そもそも気に入らないと物を投げる癖はいつになったら治るのか…。