今週は「ママ一緒に遊ぼ」にウンザリして、とうとうサトイモのスマホ(旧じいじのスマホ)をWi-Fiに接続した。
そのとたん、どんどん新しいゲームアプリをインストールし、次々とゲームを渡り歩くサトイモ。
操作に困るということはなく、漢字や英語を読めないのにどうやってるんだろうと不思議だ。
ゲーム自体は、パズルゲームやリズムゲーム、シミュレーションゲームがほとんどで、頭の体操になりそうなものばかり。
課金はパスワードを知らないのでたぶん大丈夫。
心配は視力と肩こり。そして世間体。
しかし、私が最も困っているのは、
「ママ〜、見て〜!」
「ママ〜!このゲームやってみて!」
「ママ〜、これできるかぁ?」
「ママこのゲーム5時間やって。じゃなかったら一万円もらうよ!」
なんでやねん!!
一人でゲームをやっていてほしくてWi-Fi解禁したのに、結局、またママママ地獄。
相手にならないと、
「ごはん作らないで!ごはん作るのだけは禁止!」
とか、
「やめて一緒にゲームしないとこうだぞ!!」
とか、また物を投げたり叩いてきたり、果ては食べ終わったアメリカンドッグの棒で刺してくる。
これじゃあ何のためにゲームさせてるのかわからない。
子守りロボット、早く登場してくれ!
ハッピータイム
サトイモも私も遊んでいるガーデンスケイプというスマホゲームに、最近ハッピータイムという、その時間だけお得に遊べる仕組みが出てきた。
「ハッピータイムなんてこれまでなかったよね」
とうれしそうに話すサトイモに、
「サトイモのハッピータイムは何ですか?どういうときですか?」
と私がインタビューしてみたら、
「ママがボクに従ってくれるとき」
と答えたのでギョッとした。
「じゃあママのハッピータイムは何ですか?」
「サトイモがママに従ってくれるとき」
私がそう答えると、
「もう!真似すんな!」
とサトイモが半分笑いながら怒った。
「言い方は真似したけど、ほんまやで」
と諌めたうえで、
「だって、サトイモが言うこと聞いてくれたら、ママは好きなことできるもん。ママは自分のしたいことが、したいときに、やりたいようにしたいんやから」
と伝えた。
それでもサトイモは私を従わせたいらしい。
子どもに言うことを聞かせようとした反動として、受け入れないといけないんだろうか。
いつまで私は束縛されないといけないんだろう。
私は束縛が一番嫌いなのに。
そして工作とぬいぐるみ
スマホゲーム以外は、まず工作。

自分一人で全部作ったのはクリスマスリース。
材料だとか作り方などを指示してくるけれど、子どもだから詰めが甘く、
「だったらこうしたら?」
と私が調整しながら作る。
その材料でそれを作るのは無理だろう、ということも多いので、
「ネットで出てる工作の作り方とか工作の本とか見てやってみない?」
と提案してみたら、
「ダメ!ボクはゼロから考えて作りたいんだよ!」
と却下されてしまった。
勉強もせず思い込みだけでええもんが作れるかぁ!!
今週は特に私が生理中で不機嫌なこともあって、束縛しようとするサトイモとずっと衝突していた。
私が従わないとサトイモはまた暴力をふるおうとするので、
「これ以上無理じいするならママは家を出ていくからな!」
と脅してしまった。
するとさらに、サトイモが物を投げつけてくる。
もうウンザリ。早く離れたい。
きのくに子どもの村
夫が通っている美容室で、サトイモの不登校について話すと、美容師さんがこんな情報をくれたらしい。
「不登校の子どもがいるお客さんがいて、その人は子どもをきのくに子どもの村学園っていう和歌山の自由教育の学校に入れたらしい。1年生から寮生活で、めっちゃ楽しいらしい」
寮生活!
願ったり叶ったりじゃないの。
そこから、夫婦できのくに子どもの村学園について調べる日々。
私は堀真一郎著『きのくに子どもの村の教育』という本を図書館で借りてきて読んでいるところ。
教育理念には共感するし、すごくサトイモに合っている気がする。
学校に行かなくてもいいけど、学びの機会は欲しい。
でも、私が学んでほしいと語りかけたところで、サトイモには私の言葉は耳に入らない。
どこかへ通ってほしいけれど、連れて行くのに手間がかかる。
放課後等デイサービスでさえときどきサボるし、昨日のスクールカウンセラーとの面談も行かなかった。
私が「勉強したくないならしなくていい」と言った揚げ足を取って、
「ママが勉強するなって言うからしたいけどしないんだよ」
と言う。
赤ちゃんの頃からずっと続けてきた読み聞かせも拒絶してきて、
「ボクは本は嫌だよ」
と言う。
勉強しなくてもいいけど、本だけ読んでくれるならいいと思っていたけど。
私が薦めるとアニメ映画すら見ない。
私ではもうダメだ。
かといって、神戸にいても限界だ。
入れるかどうかはわからないけど、寮制度のある自由学校を検討するしかない。
神戸にも自由教育学校?
幼稚園年長だったとき、サトイモが問題児だという話をしたときに、あるママ友から、
「サトイモくんなら、インターナショナルスクールのほうが合うのかもね〜。神戸国際学園は自由でええらしいよ〜。お金はごっついかかるけど」
と情報をもらったことがあった。
インターナショナルスクールで知っているのは、聖ミカエル国際学校とマリスト国際学校くらいだったので、そんな学校があるのか、とそのとき調べてみた。
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ふむふむ、国際バカロレアの認定校らしい。
よさそうじゃないか、高いらしいけど一体おいくら?
募集要項を見てビックリした。
入学金や特別な費用を別にしても毎月20万以上かかる。
給料かよ!!!
きのくに子どもの村学園の寮に入れるとしても、年間150万円ほどかかるらしいと聞いているが、それどころではない。
格差社会が目の前!
神戸国際学園のサイトを見ていて、あっ!!と気づいたことがあった。
サトイモが通っていたお高い幼児教室で、ちょっとだけクラスメイトだった女の子が、神戸国際学園の幼稚園だった。
お母さんが何から何まで高級ブランド。バッグだけシャネルとかはあるけど、服も靴もメガネもなんて、ハイヒールモモコくらいだろう。
一目見てレベチのお金持ち。
教室の近くの駐車場でその親子と出会った。
女の子が車内でスナック菓子を食べていて、ママに注意されていた。
「代車だから、食べこぼししちゃダメっていってるのに〜!」
代車がマセラティだった。1千万〜2千万する車だ。
代車がそれなら、持っている車はもっといい車なんだろう。
毎月20万超の学費を払えるって、どういう家なんだろう、と思ったけれど、こういう家庭なんだよな…。
お金持ちだから小さい頃からいい教育が受けられる。
負のスパイラルの真逆の正のスパイラル。
世の中、そういうふうにできている。
サトイモの明日はどっちだ。
